I'm going to watch blue bird fly over my shoulder

Oct 15, 2012

dirty projectorsのライブ

dirty projectorsのライブに行って来た。

彼らの音楽はいい意味でつかみ所がなくて、聴けば聴く程発見がある
最初はロバートワイアットみたいだなぁなんて思ったけど、ビョークのメダラみたいなコーラスワークもある。
そこにあのつかみ所が無いギターが重なる。
CDで聴くと、これライブでどうなるだろうと

でっ、ライブではそのまんまでした。びっくりした
ライブの方が、コーラスとかがたくましくてそこがグルーヴになってる。
乗れちゃうんだ。
でもものすごく、ステージでは丁寧に楽器と声を積み重ねていく。

決してロックスターっぽい華々しさはないけれど、6人でそれぞれのアイデアを出し合って音楽を造り出していってるんだろうなというのが、観ていて手に取れるようなライブだった。
試行錯誤して、やりたい、表現したい音楽に自然と近づいていっている絶頂期かもしれないバンドのライブを観れたと思った。
すごくリラックスしてやっていたし、楽しそうだった
彼はきっとRadioheadのスケールを持ったバンドにはならないと思うけど、でも年を重ねても聴いていきたいと思えるような音楽をやってる。
これからの先がすごく楽しみなバンドなのです。

Oct 1, 2012

saint laurent paris

yves saint laurent からsaint laurent parisへ
エディスリマンの夢物語がまた始まる、また夢を見させてもらえると思うとワクワクする

服に興味を持ち始めたころ、出会ったのがラフシモンズとその後少し後に出て来たエディスリマン

ロックの持つ勢いのあるエネルギーとその反面の儚さ、その間に彷徨うリアルなキッズの不安、強さ、弱さを洋服で表現しちゃった、
その流れが今もある。音楽好きの僕にはたまらなくかっこよかった


サンローランという巨大で歴史のあるブランドがどうなるのかと思っていたら
ビジュアルにガールズのクリストファーオーエンス
エディが撮ったクリストファーの写真と音楽がとてもきれいだった

クリストファーの痛々しいぐらいの純粋さが、歌を聴いてると伝わってくる。
あぁどんな夢を洋服で紡いでいくんだろう。

楽しみです

Sep 27, 2012

夏のおもいで





今年の夏の思い出。買った本とかね、お店とか美味しいもんとお酒とか
ざっっ書いていこう
渋谷のopening ceremonyやっぱクロエセヴィニーこそニューヨーク
千駄ヶ谷のロンハーマンはカリフォルニアドリーミンなオープンな空間でした、またいきたい
いつかまた泊まりたいパークハイアット、ロストイントランスレーションの世界へようこそ
イッセイの美術館の「テマヒマ展、東北の食と住」人間の持つ手仕事の暖かさを感じました、忘れかけている人が持ち得る感覚、鍛錬、忍耐、何よりもアルチザンの大切さ、良い展示だった。
ジェームズパースのお店は開放的な別荘みたいな雰囲気、ファッションは何よりもイージーで直感的なもの
super a marketは大好きなお店の一つ、純粋にきれい!だって思う色とかデザインの洋服見たら嬉しくなるじゃん、ただそれを着ればいいってこと、あのワンピにはあの靴をとか考えなくていいよ、自由に着ようよ、それがあなたらしいファッションで生き方です
そんなワクワクを教えてくれる、出会える数少ないお店
うどんのカルボナーラ
モノクルカフェ、エスプレッソ美味いよ
古本屋で見つけた10年前、原美術館であったギャロの個展のポストカード、ココア色のカバーがいいね
マイケルスタイプが憧れのパティスミスを撮影した本、僕の一番憧れのマイケルが、一番憧れのパティを撮っているそれだけ。感動の素敵な本、何気ないところに素性があらわれる
水に浮かぶキャンドル、消えないのかな
ワイン、いったい何本飲んだんだろう
ルーリード、この人のお陰です、自由に考えることの大切さ xoxo
memory of my summer
 


 
 
 
 
 
 
 
 


Sep 10, 2012

あの声が聴こえてくる

夏から秋に季節が移り行くこの季節に 
夏にやり残したことはないかな、花火大会に行った、海に行った、夏フェスに行った、 
みんなそれぞれに夏があった 

そして段々、日が短くなって夜が長くなっていく 
この季節になると決まってあの声が聴こえてくる 

エリオットスミスは、目を反らさなかった 
どうしようないようなことを背負い続けて、いつも居心地悪そうに、何か違和感を感じているような表情で歌っていた 
控えめに、もの静かに歌っていた 

でもある日その重みに絶えられなくなって、心臓にナイフをひと突きして去ってしまった 
誰もが背負うような重みを歌にする強さと、その重みのはけ口を酒とドラッグに向けてしまう弱さの間から生まれる繊細な歌の数々をどれほどの人が知っているんだろう 

その歌をこの季節になると無性に聴きたくなる。 



今日は久しぶりに好きなレコード屋さんに足を運べた 
きっとあの店に行ったら、あの人のあの新作が置いてあるはずだっていうレコード屋さんが1つだけある。 
タワレコみたいに何十万枚も在庫を置いているレコード屋さんじゃなくて 
一枚一枚、手書きで値札を付けているレコード屋さん 

本当に、自分の分身がやってるんじゃないのっていうぐらい好みが奇跡的に似ている 
例を言うとキリがないから書かないけど、つぶれてほしくないからそこで買える音楽はそこで買ってる。 

今日買ったのはこれです 


Aug 17, 2012

tedeschi trucks band osaka

長い間下書きのまま残ってて、今更公開。
その日、その瞬間の自分の感情をメモしてるようなブログだから、もう半年ぐらい前のライブだけどね
どうぞ!




2/7、昨日テデスキ・トラックスバンドのライブに行ってきた。

奥さんはゴスペル出身のブルースシンガー、旦那はクラプトンのバックバンドもやってたデレク・トラックス。
去年一番聞いたアルバムもテデスキトラックスバンドだったと思う。

ゴスペル仕込みの魂こもった歌声に、デレクのスライドギターが時に優しく寄り添い、時に唸りをあげる。素っ裸の生身のギターの音に酔う!
オールマンブラザーズバンドゆずりのツインドラムとホーンが3人、コーラスが2人と11人から成るバンド。

ステージには絨毯がひいてある。グレートフルデッドな演出。


家族のように穏やかなムードが、そのまま1曲1曲のインタープレイ、ジャムセッションに現れていた。
そこが一番の聴き所なのは、多分来ていたお客さんみんな分かっていたと思う。
ジャムセッション始まると、自然と手拍子が始まったり、歓声がまばらにこだまする空気感は、
正に昔から聴きあさってきた、デッド、オールマンブラザーズバンドとかディープパープル、ツェッペリンのライブ盤に収まってる’あの感じ’そのものだった。

引きと出のバランス、次どうなるんやろうっていうワクワクと緊張感に酔いしれ、
スーザンテデスキの力強い歌声と、デレクのギターに痺れた。

やっぱし僕はロック大好きなただの少年でした。
あぁー幸せな150分。

Aug 13, 2012

cut the world

久しぶりにantonyはどうしてるんだろうと思って、調べてみるといつの間にかライブアルバムを作っていた。


僕は幸運にも2年前、東京草月会館で行われたantony & the ohonosを観る事が出来たので
聴いてみると、あの時の感覚が呼び起こされそうだった。

確かキャパ数百人の会場で、前の席はほとんど音楽と舞踏の関係者だったと思う。
色んなライブに行って来たけど、あのライブ程心に残るものは無かった。

透けたカーテン越しにアントニーがピアノに座る姿が見えた瞬間、Her Eyes Are Underneath The Groundのイントロを奏でだした瞬間、場の空気が柔らかく変わった瞬間を肌に感じた
アントニーの声は生で聴く方が、圧倒的に柔らかかった。
今も忘れられない。
貴重な体験だった。

そして、オーケストラの伴奏をつけてのライブアルバム、アントニーはライブアルバムは出さないと思っていたけど、オーケストラを後ろにつけてだったらしっくりくるね。

アントニーの音楽と世界観は、僕らが生活してるところから遥か離れたところにあるようにいつも思う。
別世界から、僕らを見ているような
アントニーの音楽は美しいし、反面生々しい。
人は感情を持っているから誰もが普段人前に表さない不安さ、恐れ、傷みの感情を抱いていると思う。
アントニーの歌には、それが時より生々しく表現されているように感じる。

同じような感情は例えば、ソニックユース、今のジパンシーのリカルドティッシ、生前のマックイーン、リックオーエンスの洋服なんかからも感じる。

パティスミスはノイズは人の抱える不安な感情とかを表現出来るから、美しいのっみたいなことを言っていた気がする。
確かにそうかもしれない

そして先日の8/5ロンドンでantony & the ohonosが再演されたらしい
ロンドン熱いね!

Jul 12, 2012

indifference

ぼくとあなたの違いがあるからあなたと出会えた、繋がった。

人が出会って、話してモノが生まれてコミュニティが出来て文化が生まれる。
そんなとこなんじゃないかな。
なーんてふと考えてみた

日々は生活していくことで精一杯、でもちょっと見るところ変えてみたら
きっと世界は広がるはず。
この時期、夕方の10分ぐらいだけ、とんでもなくきれいな空が見えることがある。


要はそれに気付くかどうか、何に対しても気付くかどうかで過ぎ去ってしまう

ニュースはいじめのことばかり、本当に目を向けていたら救えたと思う
RIP

この曲もそんな子に捧げられた曲




Jun 29, 2012

ヨーコの言葉



オノヨーコの言葉
一人でみる夢は夢、みんなでみる夢はリアルってこういうことを言うのか。


ギルスコットヘロンの初期に「革命は放送されない」って曲があった。
そこから40年ぐらいたった今、革命はネットでリアルタイムで放送される。

リベラルにストレートに情報を発信するメディアが少ないから、自分たちがメディアになる。
危機感が国民にまで浸透しているが、一番危機感がないのは政府。
大きく社会が変わろうとしている。

Jun 21, 2012

上野から→

6/14、東京晴れ。

スカイツリー横目に上野へ
修学旅行の学生に囲まれながら、チケット買っていざ
ル・コルビジェへ、西洋美術館ね。

いつ見ても、あの石を練り込んだ外壁いいよなぁ。
ロダンの地獄の門からの眺めで一息。

来ましたベルリン国立美術館展
ロビーで案内されてたけど、ベルリンには幾つも美術館があるんですね。
確かにベルリンってクラブカルチャーが盛んだし、何か新鋭アーティストが個展始めますっていうのもベルリンが多い気がする。

きっとそういうスペースが多くて、人のアートに対する意識も高いんだろうなと思ったり、保守的なにっぽんじんより、新しいものによりオープンなのかな?

つらつら書いたけど、今やってるのは西洋美術の個展でした


フェルメールの「真珠の首飾りの少女」があった。
その白い壁に描かれていた、優しい日差しに目を奪われた。
キャンバスに描かれているだけなのに、どうしてこんなに心を揺さぶられるんだろう。

それと同じくらい美しい、James Blakeの「A Case of You」
若さと無知は、いつも脆いぐらいに素っ裸、
笑ったり、泣いたり、人が持つその純粋さと好奇心、

フェルメールの「真珠の首飾りの少女」並の美しさ。


素っ裸な人は好きですか?

僕は好きです。レベッカホールもね

Jun 19, 2012

千日前→東京

6・12(火)オーストラリア戦を残業で見逃すことから始まった。
るんる〜
スポーツバーでサッカー観戦のはずが、、、監視カメラのモニターで万引き犯モニタリングで終わってしまったよ。

そっから=千日前集合、スポーツバー組と合流。いえぃ!

NGK、分かるよね?難波グランド花月。知らない?
あらそう〜

大阪Barで串カツとワインを食し、いざ東京へ!のはずが、あまりに友達との時間が惜しくて、そのまま夜バスをスルー!
やっぱり持つべきものは友達です。

翌朝、新幹線でびゅいーと東京着。

手始めに新宿のロッカーにメッセンジャーを放り込み、いざ!
まずは渋谷のArt of UK Rock展


リチャードアヴェドンのビートルズのシルクスクリーンに惚れ惚れし、ジョージのやつだけでもいいから欲しいと思いました。
ジョンがレコードのインナースリーブにマジックで落書きしたやつがあったんだけど、
インナースリーブに描いたアート作品みたいな紹介でオモシロかったです。

ものの価値って見方によって、ずいぶん変わっちゃいますよね。
ジョンの落書きは90万ぐらいでした。


でも一番、印象的だったのがピートドハーティがウインクしてるパネル写真!
あれが一番素敵だった。

それからウォーホールのミックジャガーのパネル!これ素敵です


その後、opening ceremony行って、おっかいもの〜。
やっぱ店内可愛い。ファンタジー
オープニングセレモニーはカリフォルニアのデザイン集団COMMUNEがデザインしていて、絵本の中に迷いこんだファンタジー
COMMUNEはAce Hotelのデザインとかも手がけてる気になるデザインチーム。
いっつも羊のジュエリーケースのショーウインドウがかわいい
こんな遊び心にあふれた、ショップ大阪にも欲しい

そんなこんなで、渋谷を後にしましたとさ。

つづく!

Jun 11, 2012

Gerock

ゲログシュタイナーって飲みやすいし、サンペレとかと比べて炭酸抜けにくいから好きやけど
こんな企画してたなんて、オモシロい

こういうことに心血注げる人の好奇心と発想ってイイネ!じゃないですか?
やっぱし、世界にあふれる色んなものの境界をぶち壊していかないとこれからは、ますます新しいものは生まれない気がする。

10人10色で色んなものが生まれるーっちゃ!


Jun 6, 2012

a hair supreme

髪切ったった!
a hair supreme

明日はビアガーデン!



Jun 5, 2012

ファミリーツリー

何も多すぎないし、少なすぎることもなくて、満ちている映画でした。 

解りにくいこと書いてるなと自分でも思う。 
ただ、いつものごとく感じたままを言葉に書き出してるだけなので…ご愛嬌で。 


ジョージクルーニーは普通のおじさんでした、 
家庭を顧みず、ただ立派に社会で働くことが家族に出来る最高の行いだと思って 
奥さんは、そんなマット(ジョージクルーニー)と違って、それなりに自由にハワイを楽しんでいたみたい 
映画の舞台はハワイです 

でも子供の世話はしっかり奥さんがやってた。 
ある日奥さんは事故に遭い昏睡状態になってしまった。 


そんな訳で、今までろくに娘の世話をしていなかったマット 
娘との接し方が分からず、あたふた、 
娘に母さんの余命は僅かなことも伝えられない、 
挙げ句の果てに、娘に母さんは浮気していたと打ち明けられる。 
途方に暮れるマット、 
更に、先祖から受け継いだ広大な土地の売買でも悩まされる。 


娘との絆、ばらばらになった家族を建て直そうとするマットの懸命な姿が印象的だった。 
印象的だからと言っても、特に何をするってわけもなくて、ただただ日々の生活の中で、娘との絆を取り戻そうとする 
マットを取り囲む人々も普通の生活を営んでいる、誰が悪いってこともない 
でも、多少の摩擦はある 

奥さんの浮気相手に、浮気は黙ってるから妻にお別れを言いに来て欲しいと、 
マットは何を思っていたのかな。 
奥さんを愛しているからこそ、妻が喜ぶであろう浮気相手にも気を遣う。 

見舞いにきたのは浮気相手の奥さんだった、奥さんは何も悪くない。でも 
「あなたを赦します、だって赦すしかないんだから」 
それはマットの心境だったんちゃうかな 


奥さんの父に、もっと娘を幸せにして欲しかったと告げられるけど、何も答えられない 
過ぎ去った過去は変えられないし、変わらない。妻もこの先亡くなるしかない 

奥さんとの死に際のマットの言葉がとてもよくて 
「俺の友、愛、喜び…痛み」 
マットが言うように、そんなのを積み重ねることで絆は深まっていくだろうなと思いました。

家族を囲む、ハワイの自然が豊かで心地よかった、マットが日々経験する些細な出来事なんかと、比べ物にならないぐらい壮大で長い時間をかけて創られて来たハワイの自然 
その大自然を自分の決断1つで潰してしまっていいのか、迷走するマット 
ハワイに住んでいるんだから、ハワイは守らないとと決断に至ったのは、きっと家族の絆の扱い方が変わったから 
大事なものは、扱い方一つで価値が変わってしまう。 

最後は本当に何気ないシーンで映画が終わるのだけど、 
それが 
多すぎないし、少なすぎることもなくて、満ちていました。


May 28, 2012

noel gallagher

昨日、ノエルギャラガーのライブに行ってきました。
その前日、もちろんみんな観ていたはずだけど、Mステに40代の地味なおっさん出てましたね。そうノエルギャラガー


中学校のテスト時間に、テストやり終えて解答用紙の裏側にドントルックバックインアンガーの歌詞書き出せるぐらい、根っから好きでした。

英語はオアシスの歌詞で学んだかもしれません
かれこれ10年以上聴いてたけど、ライブは行ったことがなかった。


ということで、昨日は10年以上積もり積もったものがあふれ出た。

ノエルのソロはほぼ聴いていないけど、
目の前、11列目のいい席だった
で、あのノエルがギターを弾いて歌って、ファックと連発してるだけで十分でした

オアシスの曲はB面の渋い選曲が多かった。
何年も聴いていないのに、口が勝手に歌ってまうのは体に染みついているからでしょう。
スーパーソニックを聴けたのは、震えた

I need to be myself I cant be no one else
誰にも成りえることなんかできないから、自分らしくいなければ

で歌い出すスーパーソニックは自分を取り戻せる歌


日々生活していくだけで精いっぱいな、ふつうの人に寄り添う歌とメロディは僕らの音楽だった。


何にでもなろうと思えば、なれるんだ。何ならブルースでも歌ってやる
で歌い出すwhateverは、
ちょっと前ふと、このままでええんかな、このままじゃ
何してるるん?って聞かれても、自信もって答えられへんよなって思った時、思い浮かんだ曲やし

もうだめなんだよな。何するにしても好きな音楽と繋げてまうこの感じ
そこが、自分のリアルなんだと思うけど


アンコールのlittle by littleにも
true perfection has to be imperfect
本当に完璧でいるためには、不完全でいなければならないって、

現状に満足せんと、もっとより良いものを目指せって
この歌も自分の支えだし、この時すでにビールは飲みほして、歌いっぱなしでのどはカラカラ

そっからのdont look back in angerはもう言うことなし、歌った歌った。
ノエルがサビ歌うんやろなって思てたけど、
サビは歌わなかった。
辛いとき、苦しいときがあっても、それを怒りに転嫁しちゃいけないんだ…そう君は言うけれど

は、誰もが抱える悩み、葛藤を歌う歌。
めいいっぱい歌いました。
いつか聴いてみたいと思ってた曲が、目の前で聴けるとこんなに感動するもんなんや
写真の通り、みんな歌ってたな
へー


いつの日か、自分のシャンペンスーパノーヴァを掴むために前向いていこう。

May 22, 2012

rachael yamagata

5/21ビルボードライブ大阪にレイチェルヤマガタ観に行ってきた


レイチェルヤマガタは丁寧に歌を歌う。 

編み物を、一本の糸で紡むんでいくように少しづつ音楽を歌声をひろげていく。 
そこにレイドバックしたギターとチェロが加わる。 

チェロの音が奥行きを持たせるような感じで心地よかった。 

ほろ苦い歌声はCDで聴く通り、きれいだった。 

ジョニミッチェルとかと引き合いにされるシンガーソングライターだけど 
レイチェルヤマガタは恋人をワインの1カートンなんかに例えて歌うほど器用ではなくて 
人間臭く、生々しく歌う。 
そこが都会的な歌声と相まって、ビューティフルだと思う。 


スクラップブックにレイチェルヤマガタのduetってとてもお気に入りの曲を書いてて、時々ベッドでギターで歌ってますって公演後に話したら、 

「Oh No~それだったら今日はギターをもう一本ステージに用意しておいたらよかったわね! 次回はduetしましょう」ってむっちゃ人柄も素敵なレイチェルヤマガタ姉さんでした。 



May 3, 2012

given to fly

久しぶりの休日だった。
体はくたくた、でも何かしらに触れないと心は錆びついてしまいそうで、
何かに触れたくて、いつもと同じ道を歩いて、同じ電車に乗って
街に出て行く。

青山のdries van notenから大阪でポップアップショップの案内貰ったので行ってきました。
久しぶりにじっくり洋服を見て、感じて

ストールを買いました。
カブトムシの甲羅みたいな黒と、玉虫の甲羅みたいな緑色の素敵なやつです。荒く編んだどろっとしたシルクの光沢がドリスらしい
虫で例えるような想像力は田舎育ちならでは。

当たり前のように、カブトムシなんか近くの山におる。不便だけどそんなところが好きです

毎日生活していくのに、精一杯で疲れきってしまう日々
でも、ふといつもの通りで空に目をやると、その時々で違う表情の光が差し込んでくる

今日の光は黄金で、雲は絨毯みたいに空に敷かれていた。
この雲を辿ればどこにたどり着くんだろう
そんなことを思いながら家に帰ったのでした。



Apr 27, 2012

衣替えせんと

温かーい。
ずっとベランダに座って、音楽聴きながら本読んでました。
気持ちいい休日だった

冬物しまって、夏物出すのも衣替えですけど、何となく夏っぽい音楽聴ききたくなって
今日はアレサとか、ブッカーTとかグラントグリーンばっか聴いてました。
そろそろ片付けよう・・


Apr 24, 2012

levon helm 肩の荷は降ろされた

先日、リヴォン・ヘルムが闘病生活の最後のステージにいると知った。 

そして亡くなった。71歳だったらしい。 
僕の世代だとリヴォンヘルムって誰?という人がほとんだろうと思う。 

こうやってベテランのミュージシャンが亡くなる度に日記を書いていると、この先きりがないだろうと思うと寂しくなるね。 
この先10年の間に、何人いなくなるん…。これ以上考えるのはやめておこう。 
いちいち書かないけど、リヴォンヘルムは書き留めておきたいと思う。 


リヴォンヘルムはザバンドのボーカルドラマー。 
ひょっとしたら、ザバンドというバンドがいたことも知らないかもしれない。 

僕の中でロック界の仙人みたいなポジションなんですが。そんなことはどうでもいいですね 

ザバンドが奏でる音楽、不器用で不格好で、華々しさなんかからは遥かに疎遠で 
でもどこまでも優しく、寄り添うメロディ、歌声とコーラス、メランコリー 
何より音楽への興味を何倍も広げてくれたその音楽。 


ザバンドの音楽は物語だと思う。 
それはアメリカの大地で生きていくこと、未開の荒地で果てしない明日への希望を思うと同時に絶望的な哀しさを背負っていきていくこと 

ロビーロバートソンのギターのハーモニクスに、サビのコーラスが鳴り止んだ静寂に、アメリカの荒野で生きていく人々の痛み、苦しみ希望が宿る。 
なんて悲しくて、なんて素晴しいんだろう。 

そんな音楽を聴くことが、今を生きていく僕らの物語にも希望にも成り得るんだから。 
誰かの声に包まれたい時、僕はザバンドを聴くんです 



the weightという曲で、重荷を背負って生きていくと歌っていた。 
ようやくその重荷は降ろされたみたいだ。 

Apr 23, 2012

Red Bull Supernatural



今年の年明け、初めてのスノボーに参戦予定だったんだけど、前日に胃腸炎でダウン!
惜しいことをした

スノボーとかスケボーって、必ず映像とか音楽とリンクする文化だよね。
僕はどっちもしたことないけど、やってる人はクールだよなぁって思う。

こういうムービーって映像もかっこいいし、音楽もクール!!
しかしsupernaturalの言葉通りに、自然は豊だ。
人はもっと自然を敬うべきだ
ぼーと1時間半画面に釘付けだっ!た。
クール!

Apr 12, 2012

メイシーグレイ

最近、好きなアーティストがみんな活発で全然ついていけてない。
少しずつyoutubeで聴きあさってる。


今日はメイシーグレイをどうぞ!
カバーアルバムが出た、Yeah Yeah Yeahsカバーしてるとは思わなかった。

これが予想と全く違う感じで、癖になる。
メイシーの声って味わい深くかすれてるところが、ソウルで好きなんだけど
この曲では、クールでスマートですね。

打ち込み風のベースもかっこいい。



次は何聴こうか。
ソニックユースのリー・ラナルドのソロ、ジャックホワイト、ちょっと前に出たDirty Threeも聴きたいし、スプリングスティーンのレッキングボールもまだ聴いてない。
そういえば、視聴して買おって思ってたルーツのアルバムも聴けず終わりなってる〜




Apr 7, 2012

patti smith 'April Fool'

パティスミス8年ぶりのアルバム!
リアルに新作聴いたのが確か、前のトランピンで高2ぐらいの時だったから
そこから考えると、8年という時間は自分にとっても長いし、パティにとってもものすごい変化があったんだろうと思う。

でもアルバムからのシングルのApril foolって曲の最後の一節は


Come you're the only one
Come be my April Fool
Come come
Be my April Fool
We'll break all the rules



変わらずパティスミスだなと思った。
音楽を通して人とつながるロックの伝道師パティスミス。
新作楽しみ!トムヴァーラインも参加してるんだって


Apr 5, 2012

Nick Lowe ' Tokyo Bay '

ニックロウの新曲がその名も'Tokyo Bay'
僕も去年行ったんだけど、本当に楽しそうに歌ってたニック

すごく日本のツアーが印象的だったみたいでこの曲書いたんかな。
次、来るとき是非聴きたいな。

ニックロウ聴いてると、もうちょっと肩の力抜いてもいいんじゃない?って思えてくる。
先のこと悲観したりせんと、先のことを希望とか可能性でポジティブに考えてこうって思えてくる。

過去は捨てても追いかけてくるは大好きな映画マグノリアのジミーゲーターの名言ですが!

未来を考える時ぐらい、何にも縛られずにオープンでいたいです!。

Mar 29, 2012

RODARTE

最近ずっと気になるロダルテ。

ガーリーででもどこか、毒々しいゴシックな世界が好きです。
パリのフレンチクラシックなんも好きだけど、ロダルテのどこか肩の力が抜けた感じがたまらなーい。
カリフォルニアの開放的なムードとクラシカルなハンドクチュールが織り出すジュエリーのような洋服素敵です!。

音楽のチョイスもいいわ〜。U2,Ramoneね。
メンズやってないけど、いつかこのTシャツは着たい。
キルスティンダンストもナイス。

Mar 27, 2012

TAKAHIRO MIYASHITA TheSoloIst. "grocerystore." Opening Reception at Nepenthes New York

元ナンバーナインの宮下が再び、ニューヨークに!
ソロイストの服は、アルチュールランボーの詩を洋服に仕立てたような、どこかボヘミアンでホーボーな感じが好き〜。
この前ネペンテス大阪で観た、Tシャツ欲しいな、買おうかな。

宮下さんのナンバーナインを高校の時に見て、タイトな切りっぱなしのネルシャツ真似して、その頃唯一持ってたチェックシャツをリメイクしたんだけど
そのシャツまだ着てる。もうかれこれ10年ぐらい前の話か
どこにでもあるチェックのシャツ。でもそれからチェックのシャツは買ってない
ぼろぼろだけど、大切なマスターピースですQ!
ビデオに写る宮下さんがすこぶるかっこいい


TAKAHIROMIYASHITATheSoloIst. "grocerystore." Opening Reception at Nepenthes New York from An Unknown Quantity on Vimeo.

Mar 26, 2012

martin margiela 3

久しぶりにマルタン行った。

ようやく香水が日本にもやってきたみたいで、試してみました。
すこぶる爽やか〜時間経つとちょっとスパイシーでウッディな香りに変わった。

お陰で今日はなんか爽やかに気持ちよく過ごせた気がする。香りをまとうっていい.


あれ瓶もかわいいし、欲しい〜


Mar 22, 2012

シェイム shame

ちょっと話題になってる映画 シェイム shame を観てきた。
描かれているのはニューヨーク 都市で社会的には立派なキャリアを築いた男。ブランドン。

しかし彼はセックス中毒で、セックスしか頭にない。でもやってもやっても、抜いても抜いても全く満足を得られない。
それどころか、孤独を感じる一方で、寂しくて壊れかけている

そんなところに、突然シンガーを目指す妹が転がり込んでくる。
セックス中毒の兄とは、真逆の愛に溺れて、愛がないと生きていけない妹。シシー
恋に溺れて、愛されない、好きな人を失う寂しさに耐えられなくて、リストカットを続けてきた。

そこから、ブランドンの生活のリズムが崩れていく。
感情的な妹とは正反対、ブランドンは感情があるものを目の前にすると、それを拒絶してしまう。
妹の自由気ままな恋を目の前にして、妹を責め立ててしまう。
でもかえってそれがブランドンを苦しめる。自分の孤独を理解してくれる人はいないのだろうな。
気を紛らわすために、ジョギングに出かける。
何ブロックも走って走って、満足できない。

部屋に帰ると、息切れした体を部屋の片隅に追いやる。部屋の隅に座り込んで、頭を抱えるブライドン

寂しい。
私達は悪い場所にいただけよ。とブライドンに寄り添うシシーのシーンが印象的だった。


シシーだけがブライドンと向き合ったり、笑ったり、泣いたりしてくれる唯一の人なのでした。
本当に切れない、絆とか繋がりって、互いに激しくぶつかり合ったり、笑ったり、泣いたりした後に得るものなのかな?
その絆とか繋がりを掴むには時には、自分を失うかもしれない。
でもそれぐらい自分の心を突き動かすものには、全力で向き合いたいな。

そう思いました。
シェイムっていうのは、人が一番他人に知られたくないこと、ものなのかな。
特に社会で生きてると、そんなものをおっ広げにするのってタブーというかそんな感じがあるよな。
でも、そういうのんを自分のやり方で表現して、発信出来る人を、僕は全力で好きです。
それが僕のなかで、Antony & the johnsonsとかPJ harveyとかcatpowerとかVincent galloだったりする。


話はそれましたが、今、都市で働いている人のリアルが痛々しく描かれています。
ニューヨークの無機質なビルの風景、ビルの窓越しのどんよりとした空、何のつながりも持たない人々、画面から伝わる冷たい空気感…。
映像はブライドンの心の中を鏡に映し出したように、冷たいです。

映画は全編、やりまくりのぬきまくりですが全くエロくない!
ただただ、痛々しいぐらい寂しい。
映画が進むに連れて、痛々しさが増してくる。

デヴィットリンチのブルーベルベット観てる感覚でした。あれはSMと暴力の映画ですね


後ね、シシーが着てる服がとっても可愛かった。
ニューヨークのストリートスナップでいそうな、うまいことヴィンテージの古着を着こなす感じ好きだわ〜

見終わった後、無意識にipodで選んだのがルー・リードだったので、やっぱし僕は本当にニューヨークが好きです。
行ったことないですが。。






Mar 16, 2012

20:45@namba

20:45@namba parks in namba, osaka

20:45@なんばパークス
なんばパークスは一番好きな場所のひとつ

Mar 15, 2012

supreme on the wall


シュープリームある日突然べたっと現れる。誰貼ってんねんやろ。
supreme on the wall in namba

pina ピナバウシュ 踊り続けるいのち

pina 
ピナ・バウシュ踊り続けるいのちを観てきた。 

監督はヴィム・ヴェンダース。 
初めて観る3D映画!3Dはチケット2000円なんだね。メガネ代込み込みで 
この映画の製作中から公開を心待ちにしてたからようやくって感じ。 


僕はダンスのこと何も知りませんが、数年前にアントニー&アンドザジョンソンズが舞踏家の大野義人とコラボレーションした講演で1度舞踏を生で観たことがあって、その表現力と想像力に心奪われました。 
その時は大野義人の舞踏よりも、アントニーの歌声に感動したのは確かですが、歌を感じるがままに舞う姿は今でも忘れられません。 


ピナという人は、人が抱えるあらゆる感情を引き出して、それを生身の体で表現し続けた偉大なダンサーだった。 
この映画は、新品のノートみたいだと思った。 

あなたは、ただただスクリーン越しにダンサーが自らの感情を解放させたダンスと向き合う、というか感じる。 
それは指先、つま先、吐息、しなやかにしなる身体から発せられる言葉。 

言語を超えたコミュニケーション 

人間も地球に住む1種の動物なのだと思い起こされる。人間の本能を限界まで追求して行われるコミュニケーション 
人が抱える強さと儚さ、不安、痛み、愛、悲しみ様々な感情が、生身の人間の体一つで発せられていく。 

圧巻なのである。誰もが経験するであろう感情が、舞台で人間の体だけで表現される。 
そのむき出しの魂が迫ってきた時、あなたはそれを五感で感じればいいと思う。 
そして心にあなたが感じたままを書き留めておけばいい。 
3Dのお陰で、あなた自身もこの映画の中=舞台にいる。もしかしたら匂いまで感じるかもしれない。 


踊り続ける。自分を失わないためにも 

という言葉で映画は終わる。死ぬまで、人間の内側に潜む感情を表現し続けたピナバウシュ。
生前にその存在を知っておきたかった!むーー残念。 


今更だけど、この映画には終わりは用意されていない。 
見た人がそれぞれ何かを感じて、生きていく力が湧き出てくるような映画だと思います。 


今の世界って不自由だと思う。 
簡単に色んなモノに対する答えが、見つかってしまうから、逆に探求する自由みたいなんが薄れてるように感じるんよね。 
だからー不自由! 

ヴェンダースは最新の技術3Dを使って、僕らにこの不自由さを忘れさせてくれるような映画を作った。これからもヴェンダースと生きていく。 
そう思いたくなる映画でした。 

是非是非、映画館で観て感じてください。 
梅田のイーマの映画館でやってます。神戸と京都でもやってるみたい 
やっぱ映画は偉大です。